ぺろぺろ速報

主にけいおん!関連のSS・VIP・声優・アニメetc.. 個人的に好きなものまとめ。

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澪「唯、今日のエサだよ。」唯「澪ちゃん・・・これ、ゲロだよね?」【前編】

【閲覧注意】グロシーンありです

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/07/28(火) 23:02:50.87 ID:B/B8/TyJ0
まえがき
澪「唯、今日のエサだよ。」

唯「澪ちゃん・・・これ、ゲロだよね?」

澪「うん。食べて?」

こんな感じのSSを書いていたら、
思わず長い物語に仕上がってしまったのを許して欲しい。

そもそもの切っ掛けを与えてくださった
澪ちゃんを”ゴミ袋”扱いした名も無き文士に捧ぐ。


3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/07/28(火) 23:03:50.89 ID:B/B8/TyJ0
・・・・・・チッ──チッ──チッ────
目を覚まして、初めに聞こえてきたのは時計が時を刻む音だった。

柔らかな感触を背中に感じる。
どうやら、ベッドの上で寝ているようだ。
ゆっくりと上体を起こし、あたりを見回す。

薄暗い。
ベッドの脇にある窓からは街灯の灯りが射し込み
目を凝らすと部屋の様子がぼんやりとだが覗える。

見知らぬ部屋だった。
向かいの壁際に机があり、部屋の中央に小さなテーブルが置かれている。
あとは本棚や箪笥があるだけで特に変わった様子はない。
部屋は割りと綺麗に片付けられていた。

何故私はここにいるのだろう。
確か、今日は部活をして、皆と一緒に下校して・・・だめだ。
以前の記憶を思い出そうとするが、上手く記憶が繋がらない。
ベッドから立ち上がろうとすると、後頭部に鈍い痛みが奔った。

唯「痛っ・・・」

5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/07/28(火) 23:05:10.19 ID:B/B8/TyJ0
唯はベッドに腰掛けて蹲る。
恐る恐る、後頭部に触れてみると瘤が出来ていた。
頭でも打ったのだろうか──


ふと唯の耳に物音が入ってきた。
誰かの足音だろうか。
少しずつ唯のいる部屋に近づいてくる。

扉が開くと、廊下から溢れる強い光に目が霞む。
人影が頭を覗かせ、中の様子を見てからゆっくりと部屋に入ってきた。

6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/07/28(火) 23:06:08.71 ID:B/B8/TyJ0
澪「もう、目は覚めたのか?」

聞き覚えのある声に唯は安堵した。

唯「うぅ、よかったぁ澪ちゃんで・・・」

澪「はは、安心したか?」

澪は優しい微笑みを唯に投げかける。

澪は明りをつけ、テーブルの上にトレイを置くと
急須からお茶を湯飲みに注ぎ、唯に差し出した。

澪「紅茶とか洒落たものが無くてごめんな。」

唯「ううん。ありがとう。」

唯はお茶を啜り、ゆっくりと嚥下する。

唯「おいしい」

澪「落ち着いたか?」

唯「うん、でも私どうして澪ちゃんの部屋に?」

澪「唯は何処まで覚えてる?」

唯は、もう一度今日あったことを思い起こす。

8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/07/28(火) 23:07:34.92 ID:B/B8/TyJ0
唯「部活が終わって、みんなと一緒に帰るとこまで覚えてるけど・・・」

唯「あっ、そういえば私、澪ちゃんの家に遊びに行きたいって言って」

唯「そうだよ、それで澪ちゃんの家に着いて、玄関に入ったら私──」

澪「そこで、唯が急に意識失って倒れたんだよ。」

唯「えっ!?そ、そうだったんだ・・・ごめんね澪ちゃん。」

澪「私も、びっくりしたけどさ。唯が無事でよかったよ。」

澪は本当に嬉しそうな笑顔で言った。

9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/07/28(火) 23:09:08.70 ID:B/B8/TyJ0
唯「でも、なんか頭の後ろが痛いんだけど・・・どこかにぶつけちゃったのかな?」

澪「え?あ、あぁ。唯が倒れたときに床にぶつけたんだよ。」

妙に動揺している澪だったが、唯が不審に思うことはなかった。

唯「そういえば今何時だっけ?憂心配してるだろうなぁ。」

澪「そのことなら大丈夫だぞ。憂ちゃんには電話してあるから。」

唯「本当?悪いね澪ちゃん。それで、憂はなんて?」

澪「すごく心配してた。でも、今日は私が一晩様子見るからって、納得してもらった。」

唯「そうなんだぁ~」

相変わらず能天気な唯は、特に疑う様子は見せず
安心しきったのか、大きな欠伸をした。

10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/07/28(火) 23:11:44.34 ID:B/B8/TyJ0
唯「ふわぁ~あ・・・」

澪「眠いのか?唯。」

唯「ん?うん。なんだか澪ちゃんと居ると凄く落ち着くから──」

澪「・・・かわいいな、唯は」

澪は小さな声で呟く。

唯「へ?なんか言った?」

澪「なっなんでもない──なんでも・・・」

唯は顔を赤らめる澪を見て、くすりと笑う。

唯「あはは、なんか何か顔が赤くなってるよぉ~」

澪は、ばかと言って拗ねた顔をして外方を向いた。

唯「ごめん、ごめん。最近りっちゃんに感化されてきちゃって。」

澪「と、とにかく、寝る前に風呂入ってこいよ。」

唯「うん。あっ、着替えどうしよう。」

澪「大きいだろうけど私の貸してあげるよ。」

唯は澪から着替えを借りて浴室へと向かった。

11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/07/28(火) 23:15:38.54 ID:B/B8/TyJ0
脱衣所にある洗面台には三面鏡が取り付けてある。
後頭部の痛みは既に退いていたが、憂がみたら心配するだろうと思い
唯は傷の程度を確認してみた。

思っていたほど腫れては居なかったが、細長い痣と出血の痕が確認できた。
それでも、髪で隠せば目立つことは無いだろう。

唯「すぐに治るよねっ!大丈夫だよ。」

唯は鏡に向かって自分を励ます言葉を投げかける。
暫く鏡に映る自分の顔を眺めていたが、寒気を感じたことで
自分が全裸でいたことに気づき、足早に浴室へと入っていった。

体を洗い、湯船につかる。
そのまま心地よさに身をゆだねると、ついウトウトとしてしまう。
あまり長風呂になるのも悪いと思い、軽くシャワーを浴びて上がることにした。

12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/07/28(火) 23:19:35.24 ID:Ay6c38jPO
書き溜めあんの?

13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/07/28(火) 23:20:03.83 ID:B/B8/TyJ0
部屋に戻ると、澪はヘッドホンをして机に向かっていた。
勉強だろうかと思って覗き込むと、どうやら新しい歌詞を書いているようだった。
唯が後ろに立っても一向に気づく様子は無い。
唯はそっと澪に近づき、髪をアップにして露わになった澪の項に息を吹きかける。

澪「ひゃうっ!」

素っ頓狂な声を上げる澪が可笑しくて、唯は笑い声を上げた。

唯「あははっ、ひゃうっ!だってぇ~かわいい~」

澪「ばかっ!変なことすんなっ!」

澪は顔を真っ赤にして怒った。
しかし、決して唯に手を上げる事はしなかった。

澪「次、変なことしたらホントに怒るからなっ」

唯「えへへ、ごめんね澪ちゃん──ぎゅっ」

唯は何時も梓にするように、澪の体を抱きしめる。
これで許してと、囁く唯に澪は小さく頷き、わかったと恥ずかしそうに応える。

16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/07/28(火) 23:23:26.73 ID:kJGG+goE0
ゲロまだー?
17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/07/28(火) 23:25:14.38 ID:B/B8/TyJ0
>>12
改行入れて1300行程度あります。

>>16
ゲロは後半あたりなのでそれまでお休みください。

とりあえず5分間隔で投稿していきます。
============
澪「さ、さぁもう寝るぞ。」

唯「うん、そうだね。でも、ベッド一つしかないけど──」

澪「えっと・・・い、一緒に寝る?」

唯「うん。一緒に寝よ。」

恥らう澪とは裏腹に唯は嬉しそうだった。


明りを消して二人寄り添いベッドに横になる。

澪は胸の高鳴りで一向に眠りにつく事が出来なかった。
天井を見つめ、もう、唯は眠ってしまっただろうか──
などと考えながら、横で寝ている唯へ顔を向ける。

唯の顔が間近にあった。
あと少しで唇が触れてしまうほどの距離だ。

19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/07/28(火) 23:30:03.37 ID:B/B8/TyJ0
澪の胸は高鳴る。

澪「唯──」

澪が囁くと唯はゆっくりと目を開く。
唯は澪の瞳をまっすぐに見つめる。

唯「なぁに?澪ちゃん」

二人は暫くの間、互いの瞳を見つめあったままでいた。
澪は顔にかかる唯の吐息をくすぐったく感じていたが
吸い込まれるような唯の瞳に魅せられ、身動き一つ出来なかった。

どれくらい時が過ぎただろう。
澪は震える声で唯に語りかける。

澪「ゆ、唯は・・・さ、その、好きな人っているのか?」

唯「うんっ。澪ちゃん。」

唯は満面の笑みを湛えて応えた。

22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/07/28(火) 23:35:06.19 ID:B/B8/TyJ0
唯「それから、りっちゃんもムギちゃんもあずにゃんも憂も和ちゃんも、み~んな大好きだよ。」

澪「いや、そうじゃなくって。えと・・・誰かに恋とか──したことある?」

唯は暫く考えを巡らせてから、わかんないやと呟いた。

唯「それって、私がみんなのこと好きだって思うのとは違うのかな?」

澪「私も良くわからないけど、多分また別の感情なんだと思うな。」

唯「でも、恋ってどうやったら出来るのかな?」

澪は逡巡しつつも、唯の瞳を見つめて言う。

澪「──キス、してみる?」

澪は唯の表情の変化を見て取る事は出来なかったが
拒絶された訳ではないことだけはわかった。

ふと、唯が微笑む。
澪は目を閉じた。
唯は澪に顔を寄せ、そっと唇を重ねた。

23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/07/28(火) 23:36:56.43 ID:xtfNw/r0O
wktk

24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/07/28(火) 23:40:05.35 ID:B/B8/TyJ0
唯が唇を離すと、澪はどこか寂しさを感じた。
堪らずに澪は唯の体を強く抱き寄せると、濃厚なキスをした。

二人は互いに舌を絡ませる。
唯が上げる喘ぎ声が、さらに澪の情動を掻き立てる。
澪は唯に馬乗りに跨り、唯の衣服を剥ぎ取った。

艶やかで肌理の細かい肌に舌を這わせる。
唯は恍惚とした表情を浮かべながら息を弾ませていた。
澪は隆起した唯の乳首を唇で挟み、舌を使ってその突起を愛撫する。
唯は艶かしい声を響かせて顔を善がらせる。

唯「あっ・・・んっ・・・」

暫く愛撫を続けた後、澪は唯の乳首に歯を立てた。
唯は、ひゃっと声を上げ体をビクつかせる。
唯の顔は赤く上気していた。

26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/07/28(火) 23:45:11.83 ID:B/B8/TyJ0
唯「澪ちゃん・・・私、もう・・・」

澪は唯の求めに応じて
左手を唯の陰部へと持っていく。
粘液質の液体が指先に絡みついた。
暫くその感触を確かめた後
澪は唯の陰門を指先で刺激する。
唯は先ほどよりも大きな喘ぎ声を漏らし、澪の名前を呼ぶ。

唯「み、澪ちゃんっ・・・んっはぁっ・・・澪ちゃんっ」

澪は、親指で陰核を刺激しつつ人差し指と中指を陰門に挿入した。
粘液質の液体が淫靡な音を立てて二人を官能の世界に包み込む。

唯「澪ちゃんっ・・・いいっきもちいよぉ・・・もっと、もっとぉ」

澪の愛撫は激しさを増す。
何時しか澪は唯の膝の上に自身の性器を宛がい、
自ら腰を動かして快楽を得ようとしていた。
唯はその様子を肌で感じ、膝を突き上げるように動かし、
澪に快楽を与えようとする。

澪「あっあぁっんっ・・・ひっ・・・」

唯「澪ちゃんっ、きもちいいっ?」

28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/07/28(火) 23:50:02.72 ID:B/B8/TyJ0
澪「んっ・・・きもちいよっ唯ッ」

唯「澪ちゃんッ・・・ふあっ・・・」

唯が澪の名前を呼ぶたびに、澪も唯の名前を呼ぶ。

澪「唯っ・・・はぁっんあっ・・・唯ッ」

唯「澪ちゃんっ・・・あ・・・んっぅ・・・」

二人は互いに快楽を与えようと必死になる。
澪は激しく腰を動かし、それに合わせて唯が膝を澪の性器に擦り付ける。
快楽が高まるにつれ、澪は唯の中に挿入した指をさらに深く押し込む。

唯「あっ・・・はぁっ」

さらに、澪は唯の中を激しく掻き回す。

唯「すっ、すごいよっ澪ちゃん・・・頭がおかしくなっちゃいそう・・・」

澪「私もっ・・・もうっ・・・」

ついには二人で絶頂を迎えた。
唯は、甲高い声を上げて体を痙攣させる。
澪は全身の筋肉を弛緩させ唯に覆いかぶさるように倒れこんだ。

そのまま二人は眠りに落ちていった。

30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/07/28(火) 23:55:02.39 ID:B/B8/TyJ0
朝を迎えて目を覚ました澪は、昨夜のことを夢のように感じていた。
暫くは何も考えられず、ただただ横でスヤスヤ眠る唯の顔を眺めていた。

遅刻の多い唯のことだからと、このまま寝かせて置こうかと考えた澪は
そっとベッドから起き上がろうとした。
澪の手首を唯が、ぎゅっと握り締める。
はっとして唯の顔を見ると、寂しそうな眼を向けていた。
まるで学校に行く前に見せる犬のよう(飼った事無いけど)だと澪は思った。

澪「しょうがないな」

そう言うともう一度ベッドに横になり、そっと唯を抱き寄せる。
二人は見つめ合うと互いの唇を触れ合わせた。

澪「唯。唯は私のこと好きか?」

唯「うん、あ、あのね・・・その──愛してる」

澪「そうか。私も、唯を愛してるよ。」

二人は微笑み会う。

31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/07/28(火) 23:55:05.91 ID:AFYZYo0GO
これは、大物SSの予感

36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/07/29(水) 00:00:06.08 ID:B8WgX64e0
澪「これで、唯は私の”モノ”だな」

その言葉を聴いて、唯は何か引っかかるものを感じたが
澪の温もりを肌に感じて、その感情に気づかない振りをした。

少しの惰眠の後、二人してシャワーを浴びて、暫く部屋でゲームに興じていた。
唯が、ふと時計を見ると丁度正午だった。
そこでようやく唯は大事なことを思い出す。

唯「あっ、私憂に連絡するの忘れてたっ!憂、心配してるだろうなぁ。」

澪「大丈夫だろ、唯も憂ちゃんも子供じゃないんだし、そんな過度な心配は・・・」

言い淀む澪は、平沢姉妹の常日ごろを思い起こす。
憂が唯に対する態度は過保護極まりないのは事実だった。
それでも──

澪「それでも、合宿や泊り込みで練習したこともあるんだから、大丈夫だって。」

唯「うん・・・でも、今日はそろそろ──」

言い終わる前に澪の言葉が遮る。

澪「唯っ!唯は私のこと嫌いかっ?」

37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/07/29(水) 00:02:00.51 ID:B8WgX64e0
突然大きな声を出されて、唯は驚いた。

唯「えっ?そんなこと無いよ。澪ちゃんの事は大好きだよ。」

澪「だったら、土日の2日ぐらい私と居てくれたっていいだろ?」

澪は目を潤ませ俯いた。
唯はそれを見て罪悪感に胸を締め付けられる。

唯「ごめんね澪ちゃん。澪ちゃんのことも考えずに私・・・」

唯は必死で考えを巡らせる。

唯「じゃ、じゃぁとりあえず憂に、今日と明日は澪ちゃん家に泊まるって連絡するよ。」

澪「本当・・・?一緒に居てくれる?」

唯「うん。もちろんだよ。」

唯は鞄から携帯を取り出し憂に電話を掛ける。
手早く用件を伝えて電話を切ると、澪は安堵の表情を向けて聞いた。

澪「憂ちゃん何だって?」

39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/07/29(水) 00:03:21.46 ID:B8WgX64e0
唯「うん、わかったって・・・何だかあんまり心配してなかったよ。」

唯は不満げに言う。

澪「だから言ったろ。お互い子供じゃないんだから。」

唯「そうだね。」

澪「ところでさ、これからどうしよっか?」

唯「う~んとね。デートしたい。」

それから二人は初めての恋人同士のデートを楽しんだ。
もっとも唯に振り回されてばかりで、澪は少しあきれてもいたのだが。

澪の家に戻った頃には、日はすっかり沈んでいた。
軽く夕食を摂って、風呂に入る。
その後、唯は澪にギターの練習に付き合ってもらった。
澪の部屋は防音になっているらしく気兼ね無しにギターを弾く事ができた。
その所為か二人は夜が更けるまで練習に没頭してしまった。

41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/07/29(水) 00:04:42.27 ID:B8WgX64e0
澪「もう、こんな時間だ。」

唯「ホントだね。何か凄く楽しかったよ。」

澪「何時も、これだけがんばってくれると助かるんだけどな。」

唯「えへへ、ごめん。」

澪「さ、じゃぁそろそろ寝るか。」

二人は適当に片付けをすると、明りを消してベッドに横になる。
互いの顔を見つめながら、他愛も無い会話を交わす。
今日のデートで行った場所、食べたもの、楽しかったこと。
二人は笑い合った。
唯は、澪の笑顔を見て、この上ない心地よさを感じていた。
澪は──

42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/07/29(水) 00:06:03.40 ID:B8WgX64e0
澪「なぁ、唯。」

唯「なぁに?澪ちゃん。」

澪「我慢できなくなっちゃった・・・」

積極的な澪に、少し気後れしてしまう唯だったが
顔を赤らめながら、いいよと、囁いた。

澪は昨夜と同じように唯に馬乗りに跨り──

唯の首に手を掛けた──

唯「えっ!」

唯の視線の先には薄笑いを浮かべる澪の顔があった。
澪は、的確に頚動脈洞を親指で圧迫する。
ものの数秒で唯の意識は奪われた。


43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/07/29(水) 00:07:37.74 ID:B8WgX64e0
・・・・・・チッ──チッ──チッ────
唯が意識を取り戻すと、あの日と同じ時計が時を刻む音を聞いた。

瞼の向う側に明るさを感じて目を開ける。

室内の電灯は消えているが、左右に設置された照明器具が眩く光っている。
二脚の照明器具の間に赤いLEDを点した機材も覗える。
唯の側からは逆光になっていて、それが何かはわからなかった。

次に、唯は自分が椅子に座らされていることに気づく。
手足は何かに阻まれ自由が利かなくなっている。
唯は、自身の四肢に視線を落とす。
唯の手首は肘掛けに、足首は椅子の前脚に、結束バンドで固定されていた。

唯は混乱して上手く状況が飲み込めず、思考も追いつかなかった。
結局、自分が裸であることを漸く認識できたのは、暫く経ってからだった。

44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/07/29(水) 00:08:52.23 ID:B8WgX64e0
澪「おはよう──」

澪の声が何処からか聞こえる。

澪「気分はどう?」

澪の足音を聞いて、唯は直後ろに気配を感じた。
澪は唯に後ろから抱きつき、顔を耳元に寄せて囁く。

澪「言いたい事があったら、今のうちに言ってね。」

唯は背筋に寒気を感じる。
上手く声が出せず、漸く、どうしてとだけ口にする事ができた。

澪「だって、いいよって言ったじゃない。」

唯「わ、私そんなつもりで・・・」

澪「そう、でももういいの。こうやって唯が手に入ったんだから。」

唯「なにを──」

唯の言葉を遮り、そんなに慌てないのと、澪は甘い声音で囁く。
澪は唯の正面に回りこみ、顔を寄せて冷たい笑みを浮かべる。

45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/07/29(水) 00:10:15.16 ID:B8WgX64e0
澪「ちゃんと撮ってるから、いい顔見せてね。」

唯は、正面に備えてある物体を注視する。
眩しさにも目がなれて、それがビデオカメラである事がわかった。
これから何が行われるのか、不安と恐怖に包まれる一方で
澪を信頼する心も僅かにあった。

唯「冗談だよね。澪ちゃん。」

澪は、くすりと笑うと床に置かれた箱から黒い塊を掴み上げる。
それを、唯の目の前に翳して、何だか判る?と言った。

澪「スタンガン」

その言葉を聞いて唯は体を震わせる。
それをどうするのかは、唯にも理解できた。

唯「ひぃっ、いや・・・お願い、やめて・・・」

唯は涙を溜めた瞳で澪に懇願する。

澪「かわいい顔。でも、お願いは聞けないかな。」

そう言うと、澪はスタンガンを唯の首元に押し付ける。
くぐもった悲鳴を漏らす唯。
澪は、スタンガンを唯の肌に押し付けたまま、徐々に下へ下へと滑らせていった。
臍の下辺りで澪の手がピタリと止まる。

47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/07/29(水) 00:11:29.79 ID:B8WgX64e0
澪は、唯の顔を下から覗く。
ニタリと笑うとスイッチを押した。

刺すような衝撃と痛みが唯の体を貫く。

唯「ひぃっ!いやあああああああああぁっっ!」

部屋の中に唯の悲鳴が響き渡る。

スイッチが切られると、唯はがくりと項垂れ、肩を激しく上下に動かして呼吸をする。
澪は、どこか不満げな表情でその様子を見つめていた。

澪「う~ん。思ったほどじゃなかったかな。」

澪は、一旦スタンガンを唯の肌から離すと
今度は、唯の性器に宛がった。

唯「いやっ!嫌だ嫌だ厭だ厭だイヤだイヤだやだやだやあぁっ!」

首を大きく横に振る唯の目からは大粒の涙が零れていた。
澪は満足そうな表情で言った。

澪「そうっ、その表情・・・あぁ・・・もっと見せてっ・・・」

50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/07/29(水) 00:13:21.49 ID:B8WgX64e0
二度目の衝撃が唯に襲い掛かる。
さっきよりも激しい痛みだった。
まるで、体を引き裂かれるような激痛。
絶望と恐怖が唯の体を支配する。

唯「ぎぃゃやああああああっ!・・・いやぁっ・・・はぁあああっぐっ・・・」

鼓動は激しく脈打ち、唯の顔は上気する。
スイッチが切られても暫くは痛みが退く事は無かった。

唯は全身の筋肉が弛緩し、失禁した。
生暖かい感触が肌を伝わる。
唯は、大きな喪失感に全身を震わせた。
気づいた時には嗚咽の入り混じった泣き声を上げていた。

唯「うぅぅ・・・ひっ、酷いよ・・・酷いよこんなの・・・」


51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/07/29(水) 00:14:47.46 ID:B8WgX64e0
澪は、恍惚な表情を浮かべて──笑っていた。

澪「あははははっいいっすっごくいいよっ唯!」

唯は澪の様子をみて狂気を感じた。
殺される──
その恐怖に突き動かされるように何度も叫んだ──助けて、と。

唯「誰かッ!!お願いッ・・・た、助けてッ!!誰か──」

救いを求める叫びは三度目の衝撃で悲鳴に変わった。

唯「ぎゃああああっいやっああっ!死んじゃうっ!死んじゃっ・・・」

唯の意識はぷつりと途切れた。

55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/07/29(水) 00:17:30.02 ID:B8WgX64e0
日の光と温もりを顔に浴びて唯は目を覚ました。
下腹部に感じる痛みは未だに消える事はなかった。
全身は虚脱感に包まれ、首を動かすのも億劫に感じて、暫く天井を眺めていた。
心は空虚だった。
何か大切なものを失った。
それが何なのかは、今は考えたくなかった。

すっと黒い影が唯の視界に入り込む。
澪の顔がそこにはあった。
唯は全身に恐怖を覚え、一瞬呼吸が止まる。

澪「おはよう。唯。」

どうするべきか、何を言うべきか、唯は必死に考える。
口を開くが声は出なかった。

56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/07/29(水) 00:17:37.59 ID:latBAblmO
チンコにスタンガン食らってるようなもん?


おぞましい
57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/07/29(水) 00:19:02.85 ID:vhdX6Z2M0
なんか勃っちゃったんだけど

58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/07/29(水) 00:19:13.81 ID:B8WgX64e0
澪「おはよう。」

澪は言葉を繰り返す。

漸く、唯は自分が呼吸をしていないことに気づいた。
息を吸おうとするが、上手くいかない──苦しい。
唯は目に涙を浮かべ、必死になって呼吸をしようとする。
一度目を閉じてから全身に力を込めると、唯は咳き込みながらもやっと呼吸をすることができた。

澪は唯の様子を見ても、特に表情を変える事はなかった。

澪「おはよう。」

唯「ひっ・・・あっ・・・お、おはよう・・・澪ちゃん」

唯の言葉を聞いてから、澪は唯にそっと口付けをする。

澪は、ベッドの淵に腰を下ろし、唯の顔を見つめる。
唯には澪が何を望んでいるのか、なんとなくだがわかった。

61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/07/29(水) 00:21:23.95 ID:B8WgX64e0
唯「み、澪ちゃん・・・だ、誰にも言わないから・・・」

澪「わかってる。」

唯「何でも言うこと聞くから・・・」

澪「わかってる。」

唯「だから、もう、酷いことしないで・・・」

澪の応えは無かった。
唯は泣き出しそうな声を上げる。

唯「お願い・・・お願いだから・・・」

その言葉に、澪はわかったと頷いた。
唯は安堵の表情を見せる。

澪「じゃぁ、憂ちゃんか梓に変わってもらおうか?」

唯「ダメッ!」

唯は反射的にそう叫んでいた。

62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/07/29(水) 00:22:22.98 ID:B8WgX64e0
じゃぁ──と言う澪に唯は諦めの表情で言う。

唯「わかったから・・・好きにしていいから・・・」

だから──殺さないでと、唯は最後の願いを澪に伝える。
澪は、わかったと頷くと、唯に優しい眼差しを向けた。

その日を境に、唯は澪の玩具になった。

66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/07/29(水) 00:24:40.41 ID:B8WgX64e0
学校での澪は何時もと変わらない。
唯も皆に気づかれないよう、極めて普通に振舞った。

週末になると唯は恐怖で眠れぬ夜を過す。
土日にはバンド練習や試験勉強と偽って澪の家に泊まりに行くことになっていた。

そこで行われるのは、拷問だった。
何故、澪がそんなことをするのか唯は本人に聞く事はなかった。
ただただ、憂や梓に危害が及ぶことを恐れて、必死に耐えた。

そんな異常が日常へと変貌する頃には、唯の心と体は襤褸襤褸になっていた。
体は青痣や切り傷、火傷の跡で見るに耐えない状態だが、何より心の方が重篤だ。
部活のみんなや憂と過す時間は何よりも楽しいはずなのに、
唯は自然に笑うことが出来なくなっていた。
乾いた笑いと引きつった笑顔でごまかして、なんとかやり過ごしてきたのだ。

69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/07/29(水) 00:26:04.35 ID:B8WgX64e0
もう、いやだ──

ついに限界が訪れた。
耐え切れなくなった唯は、澪の隙をついて、軽音部の仲間である律と紬に相談することにした。

律「何だよ相談って。」

紬「私達に出来ることなら何でも言って。」

二人は快く相談に乗ってくれる様子だった。
唯は、ここ数週間の出来事を出来るだけ詳しく語った。

話したくない事は幾らでもあったが、
事の重大さを知ってもらうために、恥も外聞も投げ捨てて涙ながらに話した。

唯が話してる最中、二人は一言も口を挟まなかった。

話し終わると、二人は顔を見合わせた後、真剣な表情を唯に向ける。

律「澪が・・・そんなことを・・・」

紬「ひどいです・・・」

唯の語った話で伝わったのだろうか、
二人とも唯を疑うことはしなかった。

70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/07/29(水) 00:28:15.09 ID:B8WgX64e0
律「よしっ!今から三人で澪の所に行こうぜ。」

紬「そうですね。澪ちゃんに直接訳を聞くのが手っ取り早いですし。」

唯は不安を覚えて二人に聞く。

唯「でもっそんなことしたら私何されるか・・・それに澪ちゃんだって・・・」

律「大丈夫だよ。澪だって私達が行けば考えを変えるさ。」

紬「そうですよ。それに、もし何かあっても私達で唯ちゃんのこと守りますから。」

二人は唯に優しい顔を見せる。
唯も安心して二人の言葉に従うことにした。

唯「うん。りっちゃん、ムギちゃんありがとう。」

唯は二人の手を取り、感謝を伝えた。

72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/07/29(水) 00:30:08.17 ID:B8WgX64e0
三人は連れたって澪の家に向かった。
律は、いつものことなのだろうか、呼び鈴も鳴らさず玄関を開け、
入るぞとだけ声を掛けて澪の家に上がる。
唯と紬もそれに倣い、おじゃましますと声を掛けて律の後に続く。

二階に上がり、澪の部屋の前に来ると、律はそこでもノックなどせず勝手に扉を開ける。

部屋に入ると澪はテーブルの上で宿題をしていた。
澪は手を止め、顔を上げる。
暫く待ったが澪は何も言葉を口にしなかったため、唯が切り出す。

唯「あっ、あのね澪ちゃん・・・今日は──」

突然、唯は背中に衝撃を感じてバランスを崩す。
前のめりに倒れて四つん這いの恰好になった。
直後に首の後ろを足で踏まれ、顔が床に付いた。
丁度、土下座をするように。

唯は首を捻って後ろを見た。

足の主を目で追うと、薄笑いを浮かべた律の顔があった。

75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2009/07/29(水) 00:31:04.15 ID:GyPlDAIu0
ここまで読んで俺の精神が崩壊するかと思った
76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/07/29(水) 00:31:27.05 ID:7Ak+bbPVO
なんだこれは

救いはないんですか!?
77 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/07/29(水) 00:31:27.97 ID:mRvo3mxTO
何…だと…?

78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/07/29(水) 00:31:40.82 ID:B8WgX64e0
唯には訳がわからず、律に聞く。

唯「なにしてるの・・・?りっちゃん・・・」

扉を背にした紬がくすくすと笑い声を上げていた。

律「まだ判らないのか?唯はお馬鹿さんだなぁホント。」

紬「ごめんなさいね。唯ちゃん。」

唯にはまだ事情が飲み込めない。

唯「だ、だって。一緒に澪ちゃん説得してくれるって・・・」

律「ははっ。澪、何か言ってやれよ。」

澪は漸く口を開く。

澪「唯。二人とも前から知ってたんだよ。」

唯「えっ?な、何を・・・?」

律「だからさぁ。ビデオ、見せてもらってたんだよ。なぁムギ。」

紬「はい。唯ちゃんとっても可愛らしかったです。」

唯「あ、あれを・・・?」

律「そうだぞー。ぎゃあああああって悲鳴最高だったなぁ。」

79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/07/29(水) 00:31:51.40 ID:hETB/HQaO
なんと
80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/07/29(水) 00:32:10.41 ID:YbE4N6wRO
やだこわい。
いやだぁぁああ

81 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/07/29(水) 00:33:17.55 ID:B8WgX64e0
唯はその言葉を聞いても、まだ信じられなかった。
しかし、唯が澪のことを話した時の二人の聞き分けのよさは納得できた気がした。
それでも、律と紬が、唯に暴力を繰り返す澪をなんとも思わない事が理解できない。

唯「なんで・・・?どうしてっ!」

律「私も初め見たときは、そりゃ驚いたけどさ、澪も悩んでたみたいなんだよ。」

そう言って唯に視線を落とす。

律「澪は本当にお前の事が好きみたいでさ、こういうのが澪の愛情表現の仕方なんだよ。」

律がそう言うと、澪は何時もの調子で、ばか恥ずかしいだろと照れながら言う。

唯「本当に?そ、それで二人は納得したの?」

律「仕方ないだろ。澪は唯と離れたら死ぬとか言うし、唯が耐えればそれで済むことじゃないか。」

それに──お前に澪を取られて私だって寂しいんだからなと、律は本音を覗かせる。

紬「その反動でりっちゃんも唯ちゃんの泣き顔で自分を慰めてるのよね。」

律「ば、ばかっ、お前と一緒にすんなっ」

紬はうふふと笑い、そういうことなのと言って唯を見る。

唯にはわからなかった。わかりたくもなかった。

82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/07/29(水) 00:33:25.64 ID:PpspCETH0
えっなにこれひどい・・・!
83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/07/29(水) 00:33:36.71 ID:zmXCpQNH0
ひどい

84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/07/29(水) 00:34:53.46 ID:B8WgX64e0
紬「じゃあ、私はこれで失礼しますね。」

律「帰るのか?見てけば良いのに。」

紬「私、一人きりでビデオを見るのが好きなの。」

そう言って、紬は澪の部屋を出て行く。
唯は、律の──見てけば良いのに、と云う言葉を聞いて想像を巡らせる。
何を?──きっと罰だろう。
今まで以上に酷い仕打ちを受けるのか、そう思うと唯は全身に冷や汗を滲ませた。

澪は、おいでと唯を呼ぶ。

澪「自分が何をしたかわかってるよね。」

澪は酷く冷たい目をして言った。

唯「ごめんなさい。ごめんなさい。お願いします。許してください。」

唯には謝ることしか出来なかった。
何度も何度も床に頭を付けて、許しを請う。

律はそんな唯の様子を見て、面白そうに笑っていた。

87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/07/29(水) 00:36:32.96 ID:B8WgX64e0
澪「律もやってみるか?」

律「え?いいのか?」

澪「顔は止めろよな。」

二人の会話に唯は体を震わせる。

律「ごめんな、唯。これも愛情だと思って許してくれ。」

律は座ったままの唯に近づき
鳩尾に向けて、勢い良く足を突き出した。

唯は、きゃっと短い悲鳴を発してその場に蹲る。
息が出来ず暫くもがいた後、嗚咽を漏らして、短い呼吸を繰り返す。

唯「いっ痛いよぉ・・・痛い・・・いたいよぉ・・・」

律は、唯を見て笑っていた。

律「はははっ、なんか楽しいなこれっ。」

その後も律は蹲る唯を蹴り続けた。
唯の漏らす悲鳴に律の官能は刺激され、さらに激しさを増す。

律「あはっ。おりゃっ、どうだっ、こいつっ、むっかつくんだよお前ッ!死ねッ!死ねぇッ!」

律は我を忘れて、執拗に暴力を加える。

91 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/07/29(水) 00:38:17.33 ID:B8WgX64e0
それを見て、澪が叫ぶ。

澪「ばかっ!律、やめろっ!」

澪の声を聞いて律は正気に戻り、唯から足を離す。

律「あははは・・・悪い、ついカッとなって──」

澪「私の”モノ”を壊すなって何時も言ってるだろ?」

澪は、蹲る唯を抱きかかえると頭を撫でて、ごめんなと優しく囁いた。
それを見た律は、これでお相子だろと、本人にしかわからない事を呟く。

律「なんかスカッとしたから、今日はもう帰るな。」

澪「ああ、また月曜な。」

律「おうっ。ビデオちゃんと見せろよ。」

律はそう言って澪の部屋を出て行った。

澪は、唯に顔を向ける。悲しそうな表情をしていた。

澪「ごめんな、痛かったか?」

94 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/07/29(水) 00:39:47.01 ID:B8WgX64e0
どの口がそんな事を言うのか、唯は思ったが口には出来なかった。
唯はまだ澪を非難する心はあっても、抵抗する気力はなくしていた。
澪はそんな唯の瞳から憎しみの篭った感情を読み取ったのか、目を伏せて言った。

澪「唯は、まだ私のこと愛してくれてなかったんだな。」

唯「そ、そんなこと無いよ。私澪ちゃんのこと好きだよっ愛してるよっ。」

口では言っていても、心の底からそう思うことなど出来るはずも無かった。
これからも、どんな仕打ちを受けようとも心だけは変わらないと唯は自分に言い聞かせる。

言葉では何とでも言える──

澪「本当に好きか?」

唯「うん。本当だよ。」

澪「じゃぁ、何でも出来るよな?」

唯「え?うん。何でも・・・するよ。」

躊躇いながらも唯は言葉にする。

澪「私の全てを愛せる?」

唯「うん。」

澪「体も、心も、爪の先から髪の毛一本に至るまで愛せるのか?」

唯「うん。」

96 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/07/29(水) 00:41:52.54 ID:B8WgX64e0
澪は安心したように胸を撫で下ろす。

澪「よかった・・・。じゃぁ今日は金曜だし日曜まで家に泊まっていくよな?」

唯「うん。憂に電話しとくよ。」

その後澪は、ベッドの脇に背を凭せて唯とただ抱き合っていた。
唯の頭を優しく撫でながら、ぶでペン~ボールペン~の歌詞を口遊んでいた。
唯は澪の胸の中で震えていた。
澪にも震えは伝わっていただろう、しかし、澪は何も言わなかった。
それが、さらに唯の恐怖心を煽っていた。

日が暮れて、澪は漸く体を起こす。

澪「夕飯食べてくるから、唯はここで大人しくしてて。」

唯が頷くと、澪は立ち上がり部屋を出て行った。

101 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/07/29(水) 00:44:05.12 ID:B8WgX64e0
一人になると様々な考えが頭に昇る。
逃げようかとも考えるが、その後どうすべきか唯には思いつかなかった。
警察に連絡することなどは、初めから考えに入っていない。

軽音部は今の唯にとってとても大きな存在だ。
軽音部に入ったからこそ、素敵な仲間と出会えたし楽しい時間も過せた。
ギー太に出会って音楽の楽しさを知った。

今になってその全てを失うことが何よりも怖かった。
だからと云って、このままで良い訳でもない。
何より唯の、心と体が壊れてしまってはどうにもならない。

結論としては、澪との関係を今まで通りに戻すことしか思いつかない。
それ以外に、軽音部と唯自身を救う道は無いのだと、半ば確信をもっていた。

106 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/07/29(水) 00:46:20.82 ID:B8WgX64e0
三十分ほどで、澪は部屋に戻ってきた。
手にはプラスチックの半球状の容器を持っている。

澪は、その容器を唯に差し出す。

澪「唯、今日のエサだよ。」

唯が容器を覗き込むと、酸っぱい臭いが鼻腔を衝いた。
中には、粘度のある黄色がかった液体と、赤や緑の小さな固形物が入っていた。

唯「澪ちゃん・・・これ、ゲロだよね?」

唯は、乾いた笑いを伴って聞く。

澪「そうだよ。唯は、私の全てを愛してるんだよな?」

だったら──私の吐いたものだって食べられるはずだよ。
澪は真顔でそう言った。

109 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/07/29(水) 00:48:31.69 ID:YbE4N6wRO
もう限界






















抜いてくる

110 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/07/29(水) 00:49:00.53 ID:B8WgX64e0
唯も澪が本気だとわかると、顔を蒼くして拒絶する。

唯「む、無理だよっ、こんなの、食べれる訳が・・・」

澪「じゃぁさっきの言葉は嘘だったのか?」

唯「嘘じゃないよっ。だけど、こんなことは出来ないよ・・・」

澪は黙って唯の目を見つめる。

言葉では何とでも言える──私は甘かったのか

もう、言葉は通じない。

唯は意を決して容器を手に取り、そっと口を付ける。
意識的に鼻で呼吸する事は止めても、鼻を衝く臭いは消えなかった。
震える手でゆっくりと容器を傾ける。
どろっとした液体が口に流れ込む。
胃液の味を感じて、直に吐き気を催す。
喉の奥に力を入れて、何とか吐き気を押さえ込むが、中々飲み込む事が出来ないでいた。
必死になって吐き気と気持ちを落ち着けて、タイミングを計って嚥下する。
唯の胃はそれを拒絶しようと押し上げる。
気管に詰まりそうになり唯は咳き込むが、何とか吐き出さずにいた
やっとのことで胃に流し込むと、唯は澪に視線を送る。

112 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/07/29(水) 00:50:41.39 ID:B8WgX64e0
澪「まだ、残ってるぞ。」

唯は泣き出しそうになった。
澪は全部飲めと言っているのだ。

唯の頭の中で何かが弾けた。
唯は容器を大きく傾げると、一気に口の中に流し込んだ。
込み上げる吐き気を必死に押さえ、少しずつ胃に入れていく。
半分ほど飲み終えた頃には、唯は涙を流していた。
これほどの苦しみは今まで味わった事がない。
まだ痛い方がましだと心底思った。

最後の一滴まで飲み干すと、直に両手で口を覆い吐き気が治まるまで必死で耐えた。

澪は満足げな表情で頷く。

澪「よくできました。おいしかった?」

おいしい訳が無い。
それでも唯には頷くことしかできなかった。

115 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/07/29(水) 00:52:31.75 ID:B8WgX64e0
残りの二日間、悪夢は続いた。
身体的暴行は鳴りを潜めたが、
昼と夕の二回、澪はエサと称して自身の嘔吐物を唯に差し出した。
唯はその度に、吐き気を催しながらも全て胃に流し込んでいった。
何度か尿を飲まされたこともあった。
唯は体の中まで澪に支配されるのを感じた。
犯されるのではない、侵されていくのだ。

週明けには、唯の心にも若干の変化があった。
以前よりも澪に心を寄せていたのだ。
逃げたいと思う心も僅かにあったが、次第に澪に対する依存心が強くなっていった。

唯の心は澪に奪われ、空っぽの唯の心は澪が与える苦痛によって満たされていた。

123 :と言う夢を見ただけならよかったのに[]:2009/07/29(水) 00:55:01.99 ID:B8WgX64e0
軽音部の部室は何時も通り和やかで、笑顔が溢れていた。

律「──でさぁ、弟が笑うんだよー。」

唯「あはは、りっちゃんが変なんだよぉ。」

律「唯に言われると何かムカつくなぁ。」

紬「梓ちゃん、お茶のおかわりいる?」

梓「あ、はい。お願いします。」

澪「ムギ、私にもたのむ。」

紬「はい。」

みんなで談笑していると、部室のドアが勢いよく開け放たれた。

和「ちょっと律!」

唯「あっ和ちゃん。」

律「ん?どうした?」

和「どうした、じゃ無いわよっ。講堂の使用申請書!」

律「あっ!」

和はあきれた顔で、あきれたと言って、溜め息を漏らす。

132 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/07/29(水) 00:58:23.87 ID:B8WgX64e0

和「いい加減にしてよね。」

律「まぁそんな怒んなって、いつもの事だろ。」

和「いつもの事じゃ困るのよ。だいたい──」

熱くなった和を唯が宥める。

唯「まぁまぁ、和ちゃん。りっちゃんだって悪気があって忘れてる訳じゃないんだし。」

律「そ、そうだぞ。唯の言うとーりだ。」

和は困った顔をする唯を見て、わかったわと諦めて言った。

和「今日は、唯に免じて許してあげるわ。」

唯「ありがとう。和ちゃんっ。」

唯は和に抱きつき、和は甘えてくる唯の頭を優しく撫でる。

和「ねぇ、唯。偶には二人でお茶しない?」

唯は少し困った顔をして、澪に顔を向ける。

133 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/07/29(水) 00:59:38.58 ID:B8WgX64e0
澪「いいぞ、行ってこい。」

律「おう、行ってこい。梓は邪魔しちゃダメだぞぉ。」

梓「なっ、なんで私が邪魔するんですかっ。別に私は──」

律と梓は言い合いを始め
紬はそれを治めようとする
澪は、無関心を決め込み雑誌を広げて読み始めた。

唯「いいってさ、行こうよ和ちゃん」

和「うん、でも・・・。」

和は澪をちらと見る。
少し考えた後、わかったわと唯に応える。

和「先に玄関で待ってて、すぐ行くから。」

唯「はいはぁ~い」

139 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/07/29(水) 01:01:11.54 ID:B8WgX64e0
唯と和は正面玄関を出て、二人肩を並べて歩く。
一年の時はよくこうして歩いたっけ、そんな懐かしい情景を和は思い起こす。
和は横目で唯の横顔を見る。

少し前から和は唯の様子がおかしいことに気づいていた。
以前はよく何でも相談してくれていた唯だったが
最近では軽音部の仲間に心を寄せているのだろうかと考え
無理に問いただすような事はしなかった。
今日の”あの”様子を見るまでは。

和「ねぇ唯。あんた最近元気ないわよ。」

唯「え?そうかなぁ?私は元気だよっ。」

唯は、ほらっほらっと声を上げながら
全身を使って、自分が元気であることを和にアピールする。

和「私さ、唯が無理してるところ、あんまり好きじゃないよ。」

唯「えっ・・・私、無理なんて──」

和「してないって言うの?」

唯は黙り込んで目を伏せる。

140 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/07/29(水) 01:02:48.21 ID:B8WgX64e0
和「誰にも相談しないのは、自分で解決できるから?」

和「それとも、私に相談しても解決できないと思ってるの?」

唯は俯いたまま歩を進める。

和「唯は忘れているかも知れないけどさ、私──」

──私、唯の幼馴染なのよ。

唯は、はっとして和を見る。

唯「わ、忘れる訳ないじゃんっ。和ちゃんは私の大切な親友だよっ。」

和「それでも──」

和が唯の目を見つめると、唯は視線を逸らす。

和「話してはくれないのね。」

唯「ごめん、和ちゃん。」

147 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/07/29(水) 01:07:18.30 ID:B8WgX64e0
和「まぁ、時間が解決してくれるって事もあるからね。」

和の言葉に唯の顔が一瞬陰りを見せた。
それを和は見逃さなかった。
和は、唯が助けを求めてることを確信した。

和「ねぇ、唯。私は唯が嫌がるようなこと絶対しないわ。」

和「私に相談しても、唯が望まないなら、唯のために何かしようだなんて思わない。」

和は足を止める。

和「それとも、澪に許可が必要なの?」

唯も足を止め和に振り返る。

唯「・・・どうして」

151 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/07/29(水) 01:09:03.31 ID:B8WgX64e0
和「私が唯にお茶しないかって聞いたとき、澪の言葉を待ったでしょ。」

和「初めは、唯が澪と約束でもしてたのかと思ったわ。」

和「でもさ、あんた澪と先に約束してたなら、なんで一緒に誘わなかったの?」

和はそこで一呼吸おいて、それに──と続けた。

和「さっき、私に抱きついてきたとき、あんた震えてたわよ。」

唯「えっ・・・」

和「助けて欲しいときは、助けてって一言言えばいいじゃない。」

和「もし、私一人で解決できないなら、二人で別の方法を考えればいい。」

和「相談した相手に危害が加わるような事があっても、私なら構わないわよ。」

和「あんた一人が苦しむ位なら、私も一緒に苦しんであげるから。」

和「だからっ、もっと私にも甘えなさいよっ!」

和は震える声で叫んだ。

152 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/07/29(水) 01:09:52.24 ID:B8WgX64e0
その叫びを聞いて唯は目が覚めた。

あぁ──
こんなにも私のことを心配してくれて──
こんなにも私のことを思ってくれた人が──
こんなにも近くに居たんだ──

唯は、込み上げてくる感情を抑えきれずにいた。
目からは止め処なく涙が溢れ、空っぽだった心に和の優しさがみるみる溜まっていく。

唯は、和の胸に飛び込み、しっかりと体を抱いた。
和は唯の背中にそっと左手を回し、右手で唯の頭を優しく撫でる。

和の暖かな優しさに包まれ、唯は大声を上げて泣いた。

唯は泣きながら叫ぶ──助けてと
それから、何度も和の名前を呼び続けた。

唯「和ちゃんっ、のどかちゃん・・・」

和の頬にも涙が伝う。
唯──和は優しく唯の名を呼んだ。

154 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/07/29(水) 01:10:38.79 ID:7Ak+bbPVO
救いのないフラグが立ったな

157 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/07/29(水) 01:11:18.97 ID:YbE4N6wRO
これで和も澪達のグループ側だったらおれ働く

158 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/07/29(水) 01:11:50.26 ID:B8WgX64e0
暫くは河原や公園を二人で歩いた。
少しだけ元気になった唯を見て、和はほっとしていた。
西日が山の稜線に沈む頃には、
二人は和の家でお茶を飲んで過していた。

和は唯が話し始めるまでは、何も聞くまいとしていた。
唯は気持ちを落ち着け、心の準備をしていた。
二人の会話が途切れた時、唯はゆっくりと語り始める。

今までにあった、澪との関係を、澪に受けた虐待の数々を。
しかし、律と紬のことに関しては誤魔化していた。
それでも勘の良い和には全部見抜かれてしまったかもしれない。
唯は涙を浮かべ、嗚咽を漏らしながらも、最後まで語った。

語り終えると、和は唯をきつく抱きしめた。

唯「和ちゃん、くるしいよ・・・」

和は擦れた声で──ごめんね、ごめんねと囁いた。
唯からは和の顔は窺い知ることは出来なかったが、きっと泣いているのだろうと思った。

唯「なんで和ちゃんが謝るの?」

和「もっと早く気づいてあげられなくって・・・本当にごめんね・・・」

唯「でも、気づいてくれた」

唯は嬉しそうに笑った。

163 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/07/29(水) 01:14:16.62 ID:FhCl+bNR0
こわいよう こわいよう

164 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/07/29(水) 01:15:26.16 ID:B8WgX64e0
全てを話した唯は、心が楽になったのか
今まで考えないようにしていたことを口にした。

唯「和ちゃん、やっぱり私、警察に連絡しようかなって思うんだけど。」

和「そう、でも唯は本当にそれを望んでいるの?」

唯は首を小さく左右に振る。

唯「ううん、軽音部は続けたい・・・でも、和ちゃんに何かあったら・・・」

和「私のこと心配してくれるのね。」

唯「当たり前だよっ。」

和「でも大丈夫だと思うわよ。別に命までは奪わないでしょう。」

唯「へ、変なこと言わないでよ。」

166 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2009/07/29(水) 01:16:23.77 ID:9sc9OTu7O
眼鏡……アウトー

167 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/07/29(水) 01:16:27.19 ID:B8WgX64e0
和「ごめんごめん。じゃあ一度だけ、一度だけでいいから澪と話をさせて?」

それで駄目なら──警察に。
和にとっても苦渋の選択だった。
何か他に方法があるはずだ。そう、考えていた。
それでも、一刻も早く唯をこの状況から救うことが何より大事だと
それを思うと、他の何かを犠牲にするしか方法は無いのかもしれなかった。

唯「うん。私も、もう一度だけ澪ちゃんを信じてみたい。」

和「判ったわ。明日の夕方、澪の家に言って話をしてくる。」

唯「私も、一緒に行った方がいいのかな?」

和「駄目よ。澪があんたを弱みにして脅してくるかも知れないし、唯が危険な目に遭うかもしれない。」

唯「それじゃぁ和ちゃんが危ないじゃん。」

和「私は大丈夫。いざとなったら自分を守るくらいの自信はあるわよ。」

168 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/07/29(水) 01:17:29.62 ID:WZVvhUfZ0
すごい死亡フラグたったな

175 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/07/29(水) 01:21:14.14 ID:B8WgX64e0
唯「わかった。私和ちゃんを信じるよっ!」

その言葉を聞いて和は唯を優しく抱きしめる。

──唯は最高の友達よ

唯も和に

──ありがとう

と伝えると、和の頬に優しくキスをした。

──私は幸せ者よね

和は心の底から、そう感じた。


それから二日後。

唯の耳に、和が死亡したとの報せが届いた。

176 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/07/29(水) 01:22:07.52 ID:8LpMm/vm0
(゚д゚)

178 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/07/29(水) 01:22:16.35 ID:g0B8tF6jO
やっぱりな

179 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/07/29(水) 01:22:16.89 ID:d0snhXfRO
死んだのか…うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
180 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2009/07/29(水) 01:22:20.30 ID:0oVLmxgr0
(゚д゚)

183 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/07/29(水) 01:22:55.37 ID:Y6V6IHbNO
あ・・・あれ・・・??

188 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/07/29(水) 01:23:22.58 ID:i3U/KgPE0
まだだ・・・お姉ちゃん大好きっ子の憂なら・・・

193 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/07/29(水) 01:24:45.96 ID:B8WgX64e0
唯は暫く何も考えられずにいた。
悲しくなかった訳ではない、それでも不思議と涙は零れなかった。

週末になると唯の足は澪の家へ向かっていた。
何故?──理由なんて無い。
結局、唯は鎖に繋がれたままだったのだ。

唯が来ると澪は慰めの言葉を掛けた。
何故澪が唯を慰めようとしてくれるのか、唯にはわからかった。

唯の心に再度穿たれた穴は永遠に埋まる事は無いだろう。
そう、永遠に、心に虚を抱えたまま、唯の時間は流れていく。


ある日の放課後の部室、
唯はみんなが帰った後一人残って
窓から見える茜色の空を眺めていた。

がちゃりと音を立てて部室の扉が開く。

顔を覗かせたのは、見慣れぬ女生徒だった。

女生徒「ここ、軽音部でいいのよね?」

唯はその言葉に胸が高鳴るのを感じた。

195 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/07/29(水) 01:25:54.70 ID:B8WgX64e0
唯「・・・はい。」

女生徒「部長さん居る?」

唯「みんな帰りました。」

女生徒「そう、ごめんね。」

女生徒はそう言って部室を後にした。

扉が閉まると、唯は言い知れぬ感情の高ぶりを覚えた。

──ここ、軽音部でいいのよね?

──ちょっと律っ!

──ねぇ、唯。偶には二人でお茶しない?

──唯は最高の友達よ

──私は幸せ者よね

199 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/07/29(水) 01:29:49.96 ID:B8WgX64e0
唯の脳裡には、和と過した今までの記憶が滲み出てきていた。

一緒にお弁当を食べたあの日のこと
一緒に歩いた帰り道
一緒に笑いあった日々
一緒に悩んでくれたこと
一緒に喜びあったこと

心の奥底に仕舞いこんでいた感情と共に
堰を切って流れ出した。

息が詰まるほどの思いが込み上げる。
大粒の涙が頬を伝い、唯は顔を覆った。
全身から力が抜けて、膝から崩れ落ちる。
後はただ、堪えきれぬ感情を吐き出すように
声を上げて泣いた。

つづく?
これで、書き溜め終わりです。
読んでくださった方々ありがとう御座いました。

202 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/07/29(水) 01:31:06.14 ID:WZVvhUfZ0
いやいやいやいや、続きは?

203 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/07/29(水) 01:31:20.96 ID:3CtX8xDEO
えっ…
ちょ…

216 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/07/29(水) 01:39:51.59 ID:B8WgX64e0
また書き溜めて投下しようかと思います。

次回
唯の泣き声を聞きつけ部室に入る梓。
澪が落としたビデオテープ。
「釣り針」

梓「モット・・・チカラガアレバ」
澪「下半身だけ覚醒しただとッ」

また、明日の夜にでも。
217 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/07/29(水) 01:40:54.05 ID:i3U/KgPE0
憂「お姉ちゃんは私が守る!」

も追加してくれ

220 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/07/29(水) 01:42:05.87 ID:7Ak+bbPVO
楽しみにしてるぜ
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